Najinの日記

理系の大学2年生が日々思ったことをただ単に書いていきます。

転校 

 僕は、幼稚園から小学校3年生の夏までは千葉県に住んでいました。ある日突然母親に、東京に引っ越しするぞと言われました。理由は小学校で真面目に授業が行われていなかったということらしいです。それまではたくさんの友達と毎日のように友達と遊び惚けていて、毎日が楽しかったわけですが、その一言で全てを失ったような感じになるんですよね。経験したことある人にしかなかなか分かってもらえないのですが、転校するということは子供にとって半端じゃないストレスがかかるんです。愛着のある場所から離れ、全ての友達とサヨナラし、全く新しい環境に一人で入り込まなければならないわけですから。毎日のように泣いて必死に抵抗しましたが、大人の権力には一切勝てないというのが子供の悲しい定めです。

 

 新しい友達はどういう人たちなんだろう?というのは期待感よりも圧倒的に不安感の方が大きかったです。転校した当初はいじめられないようにちょっとワルを無理して演じてたこともありました。しかし、全員が優しく接してくれたおかげですぐ溶け込むことができました。初日、あるクラスメイトに今日遊びに行こうよ!、と言われたことにどれだけ救われたことか。僕を受け入れてくれたクラスメイト達には感謝しかないです。

 

 千葉県に住んでいた時の友達とは、転校した以降、ほとんど連絡を取っていません。当時は家の固定電話しか連絡先を知らなった時代だったからでしょうかねぇ。みんな今何やってるんだろう。でもある友達の家からは今でも毎年のように年賀状のやり取りをしています。いつか会って話をしてみたいなぁ。