Najinの日記

理系の大学2年生が日々思ったことをただ単に書いていきます。

源泉徴収とは?

 難しそうな言葉ですが、源泉徴収とは給与の支払者(企業など)がサラリーマン、従業員の代わりに、給料から天引きしてあらかじめ所得税として納めておくという仕組みです。従業員にとっては、自分で税金を納めなくて済むのでとても楽な制度です。

 

 しかし、この源泉徴収税額は、その時点の所得に応じた簡易的な計算方法により税率が定められているというもので、最終的には個人が1年間の合計の所得=収入-控除に応じた税率により、源泉徴収と真の所得税の差額を調整する確定申告という作業が必要になります。

 

 この確定申告は、もし未納税金がある場合、それが発覚すると追徴金などの罰則が発生するため、行うべきことです。結局は楽になるということは無いのですね。ただし、学生などの低所得者に関しても、月88000円未満の場合でさえ所得の3.063%(3%+復興特別所得税)という率で源泉徴収される場合があるため、そのような人たちは知らなければ"損をしている"ということになります。なので、確定申告時期には会社との雇用契約を確認し、源泉徴収票を発行して確認することは絶対にすべきでしょう。

 

 最後にこれは現在のの税額表(源泉徴収税額)です。この表を基に源泉徴収金額が決まっているらしいです。

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/zeigakuhyo2018/data/01-07.pdf